やまさきせつこ
堺本店 ここすこ文庫 やまさきせつこ

堺本店で ここすこ文庫 の箱主をしています。おもにケアに関する本と趣味の本を置いています。
大阪府堺市で対人援助職のための相談所Big Beansの代表をしています。
長年、精神科で作業療法士として働いていました。まちの保健室的な活動がしたくて、HONBAKOのお店番で皆さんのちょっとした気がかりをお聞きするような活動を継続しています。
HONBAKOのお店番やビブリオトーク茶会(読書会)、ワークショップなどもしていますので、皆さんとリアルでもお会いしてお話できるのを楽しみにしてます。

名刺代わりの10冊

  • ✳︎ケアの本質 ミルトン・メイヤロフ
  • ✳︎精霊の守り人 上橋奈緒子
  • ✳︎世界の終わりとハードボイルドワンダーランド 村上春樹
  • ✳︎錦秋 宮本輝
  • ✳︎ラブレター 岩井俊二
  • ✳︎ラスト・クリスマス: 15歳・愛と生命のメモリー マリ ブラディ
  • ✳︎あなたの話はなぜ「通じない」のか 山田ズーニー
  • ✳︎援助者の援助 村田久行
  • ✳︎まずはケアの話から始めよう 山崎勢津子

すべてのクリスマスの夜に

 ありふれた 少女の願いは叶わねど 瞳には星 背中には花ー土門蘭 100年後あなたもわたしもいない日に★サンタクロースへの手紙  クリスマスの前後にいつも思い出すプレゼントがあります。それは小学3年生の頃にサンタクロースにお願いしたオルゴールです。 「今年のクリスマスにほしいものを書いて、サンタクロースに手紙を出したら?」と母が言い出し、私は手近にあった赤い折り紙の裏にえんぴつでリクエストを書きました。「お母さんが出しておいてあげるよ」と母は私の手紙を預かりました。 その後、母は自分の思いつきを後悔したに違いありません。リクエストしたのは、私の頭の中にしかないもの-当時、私がハマっていたアニ...

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コメント 2件

  1. ことのは書店 なんなん 2025.12.16

    赤胴鈴之助のオルゴールをサンタさんに願い、乙女の祈りのバレリーナを見て泣いた少女のせつこさん。どこを切り取っても、想像するだけで、たまらんです🥹 「記憶を振り分けられるフォルダが変わる」 「できることにつけるラベルが変わる」 なるほど、とっても腑に落ちる表現。 歳を重ねて、記憶のフォルダやラベルの見直しをしてみることで、手放せるモノがあるのかもしれませんね。

    返信
    1. ここすこ文庫 やまさきせつこ 2025.12.16

      なんなんさん、いつもありがとうございます。 私にも可愛い頃があったんですよね・笑。 記憶って不思議ですよね。 この妙味が歳を重ねることの面白みなのかもしれません。

      返信

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