『ギリシャ語の時間』 ハン・ガン
ときどき、不思議に感じませんか。私たちの体にまぶたと唇があるということを。それが、ときには外から封じられたり中から固く閉ざされたりもするということを。私が「中動態」という概念を知ったのは、この、ハン・ガンの『ギリシャ語の […]
『スイマーズ』ジュリー・オオツカ
幼い記憶に残る街並みは、少しずつ変化して、何十年も経つと元の形のひとかけらも残っていない。あったはずの家々や、人々、営み、それらを覆い、上書きされた町に生きている。もう亡くなってしまったあの家のひと、錆びついた門、干から […]
『菜食主義者』 ハン・ガン
暴力に抗うことすらできずに、その力の及ばざる場所でそれでもなお生きようとした時、究極、人は植物になるのやも。生きることそのものの「原罪」を問われているようだ。この身体に、何がしかの生命が犠牲になって注がれるおぞましさ。ひ […]
うわ~懐かしい! 読みながら、メロディがよみがえってきました。 私は中学生の頃に中島みゆきにドはまりして、繰り返し聞きました。 彼女の詩にあこがれて、詩を書き始めたようなところもあります。 当時、中学生には似つかわしくないドロドロした情念のような詩をたくさんノートに書き留めていました(笑)。 久しぶりに歌詞を読みましたが、やはり秀逸ですね。 当時、1982年に出版された「愛が好きです」という中島みゆきの歌集を買いました。今も持っています。 そこにもたしかこの歌詞が載せられていたかと記憶しています。 当時は歌詞を楽しむには、レコードを買うとか、歌集を買うとか、聞き書きするしかない時代でしたね。 そんな体験や行動を伴うからこそ、言葉がよりこころにしみる部分もあったように思います。
今日は早速歌詞集をご持参くださり、みゆき論楽しかったです^ ^ 私は彼女の、寂しさや痛みに寄り添い、手を掴んでくれる(握る、ではなく)ような歌詞が好きでした。 一方で、 ”恨みます、あんたのこと死ぬまで” とか、 ”腐れ縁と言われたかったわ 地獄まで落ちてでも” とか、男性が震え上がるような歌詞! 感情の発露とのバランスが絶妙だったように思います。 記憶に残る歌詞は今も色褪せない。 レコード盤を引っ張りだして久しぶりに聴いてみようと思います^ ^
私も中島みゆきさん大好きです。 傾斜は初めて聞いた時はなんか怖い歌だなァと思いましたが、自分も歳を重ねるにつれて一言一言が染み入るように感じられます。 私も今では横すべりしながらなんとか傾斜を登り続けております。
若い時には想像でしかなかったものが、ある時スッと馴染むんですよね。 それは”音楽”や”本”でも一緒のような気がします。 微かな上り坂のその先は、どんな景色なんでしょうね。
それまでは想像できなかったことが、ふと実感として理解できること。 ありますよね… 知った後は、知らなかった頃に戻ることはない。でも、知ったあとに広がる世界はある。 その世界を楽しめたらいいな、と思っています。
自然体…ということに尽きるのかな。 他でもない自分の人生。 自分の必然にしたがって、ですね。