オカザキasachangトモコ
堺本店 空 白 書 店 オカザキasachangトモコ

1973年第二次ベビーブーム中央値量産型。一番古い記憶は三歳頃。幼い頃より読書に没頭するが、いわゆる年齢にあった本は好まなかった。中庸を求められつつも、いつもどこか普通を踏みはずしつつ今日に至る。ヒトと酒とネコと読書をこよなく愛するドラマー。所属するバンドはTheHeadsetters(https://youtube.com/@theheadsetters1?si=T4esv3VZajczNyGc)。

名刺代わりの10冊

  • 闇の公子/タニス・リー
  • 1984年/ジョージ・オーウェル
  • 銀河鉄道の夜/宮沢賢治
  • 夢十夜/夏目漱石
  • 最後のものたちの国で/ポール・オースター
  • 闇の左手/アーシュラ・K・ル・グィン
  • ストリート・キッズ(探偵ニールシリーズ)
  • /ドン・ウィンズロウ
  • AKIRA/大友克洋
  • ガダラの豚/中島らも
  • Where the Heart Is/Billie Letts

南米の光と熱


昨日、ある読書会でソヴィエトの作家、ソルジェニーツィンの「イワン・デニーソヴィチの1日」の話題が出た。私は恥ずかしながら未読で、しかしノーベル文学賞を取っているのでお読みになった方も多いと思う。紹介してくださった方がとても魅力的に紹介してくださったので、私も近々手に取りたいと思っている。

「イワン・デニーソヴィチの1日」や「夜と霧」のように、極寒の中抑留された経験を描いた話について語りながら、私はちょうど読み終わったこのマルケスの世界を思い浮かべていた。同じように悲劇的な日常、厳しい生活…。だがしかし、ラテンアメリカの強い光と熱は、体を縮こまらせるのではなく焼き尽くすように感じた。どちらに...

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