シン
北堀江 こまいぬ文庫 シン

寅年生まれ。今は晴耕雨読でのんびりと生活しています。
歴史書や文化社会史を好んで読んでいる人です。

名刺代わりの10冊

  • 『イェサレムのアイヒマン』ハンナ・アレント
  • 『人間の条件』ハンナ・アレント
  • 『日本の歴史を読みなおす』網野義彦
  • 「消費社会の神話と構造』ジャン・ボードリヤール
  • 『生きのびるためのデザイン』ヴィクター・パパネック
  • 『美の歴史』ウンベルト・エーコ
  • 『君主論』マキアヴェリ
  • 『戦争論』クラウゼヴィッツ
  • 『いきの構造』九鬼周造
  • 『蝿の王』ウィリアム・ゴールディング

正倉院展と関連して読んだ本『唐物と東アジア ― 舶載品をめぐる文化交流史』

先月、奈良国立博物館で開催された「第77回正倉院展」にいってきました。展示される正倉院宝物には「唐物」が多いので、以前レポート作成時に使った文献を久しぶりに読み直しました。その前に正倉院展について簡単にレポートしておきます。奈良東大寺正倉院の約9,000点に及ぶ収蔵品の中から、毎年数十件が選ばれ展示される展覧会で毎年秋に開催されています。そのほとんどのものが奈良時代、8世紀の品々であり、大陸から舶載され、あるいは我が国で製作された美術工芸の諸品や文書などです。特に大陸からの舶載品はいわゆる「唐物」と呼ばれる品々で近代的なデザイン美とはまた違った美しさを感じる異国情緒豊かな文物です。倉...

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コメント 6件

  1. 末広文庫 なぎら 2025.11.16

    正倉院展、毎年行きたいと思いながら新聞の紹介記事を眺めているのですが、残念ながら今年も行けずに終わってしまいました。 周りに行く方も多く、久しぶりに会った友人も正倉院展に行って来たよと、素敵な一筆箋と栞のお土産をくださいました。 正倉院にて大切に保管保存された宝物、約9000点にも及ぶのですね!毎年数十件ですから、やはりこの目で多くを見たいと思います。 危険や困難を乗り越えて日本に届いた唐物、気が遠くなるような時を経ても色褪せない工芸品、人の持つ力とは何と素晴らしいものかと感嘆の声を上げてしまいます。 シンさんの投稿に、来年こそは!と決意しました。ありがとうございます。

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    1. こまいぬ文庫 シン 2025.11.16

      なぎらさん、こんばんは。 1200年前から連綿と伝えられてきた収蔵品には感動します。 それだけの時間を経ても当時の色艶に近い工芸品やガラス・陶器などは特に見入ってしまいました。 ぜひ、来年はチャレンジしてみてください(^^♪

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  2. 水なす文庫 かたやま 2025.11.16

    鑑賞用の美術品というより日常的に使うものというのが素晴らしいですね。 正倉院は数年前に行ったきりですが、ぜひ来年は行こうと思いました。

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    1. こまいぬ文庫 シン 2025.11.17

      そうなんです、際に使用された品に宿る美しさは、ただ見た目の華やかさだけでなく、長い年月の間に積み重ねられた物語や人の営みを感じさせる魅力の一つですよね。 どんな場面で、誰が、どのように使っていたのかを想像することで当時の生活を想像するのも楽しいかもしれませんね。

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  3. ぼくも書店 まきたこういち 2025.11.18

    先日は差し入れをいただきありがとうございました。 店長といっしょに美味しくいただきまして、翌日にはなかみちさんもお店に来られ、しっかりご相伴に預かりましたw いつもシンさんが『ゆるやか読書会』でされるお話しが大変おもしろく、特に一つのテーマに沿ってぐんぐんと深堀りをされていかれる読書体験に尊敬を感じつつも、短期間で興味がアチコチに反れてしまう自分の深みのなさに感嘆するばかりです、、 そんななか、こちらのsalonでは、さらにそれを丁寧に解説してくださっていて、普段なら「へー」と思うだけで忘れ去ってしまうようなことでも、後でゆっくり調べながら読むことが出来てとてもうれしく感じています。 歴史がほんとにニガテなので(得意なもののほうがずっと少ないのですが、、)まずはこの流れに乗じて「正倉院展」に行くところからはじめてみたいと思います!

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    1. こまいぬ文庫 シン 2025.11.18

      ありがとうございます。 お恥ずかし内容の解説ですが精度を上げられるように頑張ります。 正倉院展を鑑賞してから奈良町の方へ探索するのも楽しいですよ。

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