かたやま
堺本店 水なす文庫 かたやま

HONBAKO堺で水なす文庫を営んでいます。小説、日本酒、音楽、猫の本を取り揃えています。
1963年生まれ。ビートルズがデビューアルバム「Please Please Me」をリリースした年です。
読書歴の始まりは、中学の教科書で出会った安岡章太郎の「サアカスの馬」。ボンヤリしたダメ主人公にシンパシーを覚えて、しばらくはこの小説家の本ばかり読んでいました。
以来、働き盛りで死ぬほど仕事をしていた時期にも、鞄には常に二、三冊の本が入っていました。今思えば、精神の均衡を保つためだったのでしょう。
現在は定年後の継続雇用ですが結構忙しくしています。仕事帰りは毎晩どこかで飲んでいるため、読書時間はもっぱら早朝です。
本を通じてHONBAKO salonのみなさんと交流できるのが楽しみです。
よろしくお願いします。

名刺代わりの10冊

  • 筒井康隆 宇宙衛生博覧会
  • 色川武大 怪しい来客簿
  • 中上健次 千年の愉楽
  • 大江健三郎 新しい人よ眼ざめよ
  • 町田康 告白
  • 吉田健一 金沢
  • 山内聖子 日本酒呑んで旅ゆけば
  • 井伏鱒二 厄除け詩集
  • 源氏物語 与謝野晶子訳
  • NEXSUS  ユヴァル・ノア・ハラリ

筒井康隆自伝!

「筒井康隆自伝」(文藝春秋・2025年10月刊)冒頭、「この自伝は極力、自分が見聞きし体験したことに限っている」と宣言し、そのあとすぐ、「最初の記憶は、蛇眼症の乞食を見たことである」と読者をたじろがせ、すかさず「この記憶はどうやらあと記憶のようだ」としれっと付け加える。・・・このような筒井康隆らしい掴みから自伝は始まります。 全篇を通じて、一般人に属する人たちのフルネームが頻出します。その記憶力の凄さには驚かされるばかりです。生家のあった東住吉区山坂町界隈の住人たち、疎開先でいじめられたワル餓鬼の面々、そして特筆すべきは、あらゆる年代において「美しい人」、「可愛い人」があまた登場することです...

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コメント 6件

  1. こまいぬ文庫 シン 2025.11.17

    おはようございます。 筒井さんの作品は「七瀬三部作」「俗物図鑑」「富豪刑事」など、メジャーな作品しか読んだことがありません。 他の筒井作品にも非常に興味が湧いてきました。ぜひ挑戦してみようと思います。

    返信
    1. 水なす文庫 かたやま 2025.11.17

      こんばんは。 ぜひぜひ読んでみてください。 筒井康隆はいろんなスタイルの作品があるので、 お好みに合うものがあればうれしい限りです。

      返信
  2. ぼくも書店 まきたこういち 2025.11.18

    筒井康隆は短編集を何冊か読んで、長編だと「時をかける少女」「パプリカ」「虚人たち」「敵」を読みました。他にも読んだかも知れませんが、、 なんせ“多作”だし、とても実験的ですよね。 僕はとくに「虚人たち」が好きで、はじめて読んだときはドギモを抜かれました。 かたやまさんは若い時分に、筒井康隆に関する評論を書かれ雑誌に掲載されていましたよね。かたやまさんと実際にお会いさせていただく前に、なかみちさんから紹介されあれを読んで、僕はテッキリかたやまさんってコワイ人と思っていましたw 仲良くさせていただいていて、とても感謝しています。 筒井康隆でほかにもオススメがあればぜひ教えてください。

    返信
    1. 水なす文庫 かたやま 2025.11.19

      こちらこそ、まきたさんにはいつも良い刺激をいただいています。ありがとうございます。 パプリカ、虚人たち、いいですねえ。 オススメをあげるのは難しいですが、今の思いつきでいえば、長編では、アキラさんと同じく脱走と追跡のサンバ、夢の木坂分岐点、ダンシングバニティ、隠れたジュブナイルの傑作、愛のひだりがわ、等々。短編集では、宇宙衛生博覧会、おれに関する噂、エロチック街道、ジャックポット、等々。

      返信
  3. EL TOPO BOOKS アキラさん 2025.11.18

    筒井康隆、大好きです。この本は知りませんでした。出たばかりなんですね。読んでみようと思います。 筒井康隆作品で一番好きなのは『脱走と追跡のサンバ』なんですが、本当は彼の短編作品の方が好みです。「熊の木本線」「鍵」「笑うな」が個人的ベスト3。

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    1. 水なす文庫 かたやま 2025.11.19

      僕も、脱追サンバが一番です。 短編では、熊の木本線、鍵、最高ですね。 他には、関節話法、トラブル、怪奇たたみ男、走る取的、ポルノ惑星のサルモネラ人間、乗り越し駅の刑罰、止まらないのでこの辺でやめておきます。

      返信

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