しゅうご
堺本店 読書が苦手な店主の本屋 しゅうご

子供の頃から、目に見えない心や意識に興味を持っていました。20代になってはじめた合氣道で、心や意識が持っている可能性や影響力の大きさを体感し、そこにある原理原則の探究を合氣道を通して続けてきました。しかしあるとき武道や組織という枠組みに窮屈さを感じ、武道に興味がない人にも心や意識、人と人との間いにある関係性のしくみを知ってもらいたいと思い、合氣道の枠から飛び出して独自の活動をゆる~く続けています。そんな活動の中でよくお伝えしていることのひとつが、『形があって見えるものよりも、目に見えないものの方がとっても扱いやすい』ということ!このことはぜひ知ってほしいと思っています。

名刺代わりの10冊

  • 22世紀への伝言/小林正観
  • 自分の中に毒を持て/岡本太郎
  • 奴隷の哲学者エピクテトス人生の授業/荻野弘之
  • 限られた時間を超える方法/リサ・ブローデリック
  • 水中の哲学者たち/永井玲衣
  • ブッダ/手塚治虫

読書が苦手な僕が、どうしたら本を楽しめるのか

僕は読書が苦手。そんな僕だからこそできる、本との関わり方があるんじゃないのか…?そんなことを思っています。僕と同じようなあまり読書をしない人に、本と関わるきっかけを作れたら嬉しいなぁ。〜改めて問うてみました〜本はそもそも読むことでしか楽しめなのか?僕の友人に本占いをしている人がいます。本を占いの道具として生かして、その中にある一文から新たな意味を見い出して、メッセージとする。そんな感じの占いです。僕もやってもらったことがありますが、一緒になって文章をメッセージとして読み解くことに、おもしろさを感じたことを覚えています。そんな本との新しい関係づくりを、僕自身も色々探してみようかなぁ〜と思ってま...

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心という宇宙を見つめる — 手塚治虫『ブッダ』第3巻を読んで

『ブッダ』第3巻を読み終えたとき、僕の中に残ったのは「どんなに優れた人でも、未熟な部分や課題は常にあるんだろうな」という、どこか安心にも似た感覚でした。シッダルタ(若き日のブッダ)が苦しみ、迷い、死を恐れながらも、その奥 […]

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死は悲しいものではないのかもしれない…それでも僕は、悲しまなかった 今回、『ブッダ』第2巻を読み心の奥にいつまでも残っていたのは、少年シッダルタ(幼き日のブッダ)の「死にたくない」という叫びでした。「生きたい!」「死にた […]

手塚治虫『ブッダ』を読む 僕の旅のはじまり

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