シン
北堀江 こまいぬ文庫 シン

寅年生まれ。今は晴耕雨読でのんびりと生活しています。
歴史書や文化社会史を好んで読んでいる人です。

名刺代わりの10冊

  • 『イェサレムのアイヒマン』ハンナ・アレント
  • 『人間の条件』ハンナ・アレント
  • 『日本の歴史を読みなおす』網野義彦
  • 「消費社会の神話と構造』ジャン・ボードリヤール
  • 『生きのびるためのデザイン』ヴィクター・パパネック
  • 『美の歴史』ウンベルト・エーコ
  • 『君主論』マキアヴェリ
  • 『戦争論』クラウゼヴィッツ
  • 『いきの構造』九鬼周造
  • 『蝿の王』ウィリアム・ゴールディング

『薔薇の名前』は味わい深い

20代の頃に旧版を購入して読んだ作品ですが、今回「完全版」が刊行されたのを機に、「完全版」をあらためて購入して再読しました。本書は1990年の邦訳をベースに、ラテン語部分の見直しや本文の訂正・加筆が行われています。さらに、小説とは別に刊行されていた『「バラの名前」覚書』が収録されているほか、エーコ自身が描いた文書館の図面や登場人物のスケッチなどが掲載されています。作品世界の裏側まで楽しめる構成になっており、コレクターにとっても魅力的な一冊だと感じました。***************************************あらすじ物語は、老齢の修道士アドソが、見習い修道士だっ...

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コメント 7件

  1. ぼくも書店 まきたこういち 2026.03.08

    わーめちゃおもしろそう! こうして紹介されなかったら自分からは絶対に手を伸ばせない分野です。チャレンジしたいです✨

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    1. こまいぬ文庫 シン 2026.03.09

      こんばんは 自分だと読まない本とか私もいっぱなります🤣

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  2. ここすこ文庫 やまさきせつこ 2026.03.09

    薔薇の名前、昔、映画を観たのを思い出しました。 重厚で美しい映像、興味深い内容で、一度では理解できず、何度か観ました。 歴史と信仰をベースにした作品はひとを惹きつける魅力がありますよね。 自分がどこまで内容を理解できているかは別として。 「内容を深く理解できること」と「作品の持つ魅力」は必ずしも一致しないのだなぁ…と時々感じます。

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    1. こまいぬ文庫 シン 2026.03.09

      こんばんは 歴史的な作品だけでなく文学的な作品も「内容の深い理解」は中々難しいですよね 私の何度も読みなおしたり、別の史料を読んだりします。 (それでも理解が及ばないことが多いです🤣)

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  3. 空 白 書 店 オカザキasachangトモコ 2026.03.09

    若い頃に読んで映画も堪能しましたが、あの物量を再読破できる自信がなく…(昨年堺本店にあったので迷っていました) しかし完全版!!興味がそそられます…🎵

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    1. こまいぬ文庫 シン 2026.03.09

      こんばんは 映画版はショーン・コネリーが渋かったですね😆 完全版にはエーコ自身の『薔薇の名前 覚書』が収録されています。タイトルの「薔薇」についての考え方や制作過程が詳述されており、とても興味深く読み応えがありますので、ぜひ。

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  4. 末広文庫 なぎら 2026.03.10

    大学の図書館学の授業で映画を見て、衝撃を受けました。「完全版」出たのですね!とても興味深いです。 集中力と理解力が追い付くのか自信がありませんが、じっくりあの世界観を味わってみたいです。

    返信

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