テーマ:私の人生を変えた本

『さらば国分寺書店のオババ』のこと

かつて、昭和軽薄体と呼ばれる文体がありましてね。「ありましてね」なんていいましたが、巷にあふれるエッセイなんかでフツーに見かけるアレですよアレ。(まさにこういう↑感じの文体です)そのはしりともいえるのが、この椎名誠『さら […]

えんぴつの墨

幼い頃は(も)、とても貧乏でした。家にテレビもなければゲームもなく、当然、同級生の話題にもついていけません。そんなある日、僕は1冊の本を学校の図書室で借りて帰って来ました。えんぴつが主人公の挿絵の入った本で、当時の僕にし […]

『今夜、すべてのバーで』のこと

若者の多くがそうであるように、いまよりもずっと若かった頃のぼくは、世の中に対して少し斜に構えていました。生きることとか、人生とか、そういうものと真っ直ぐに向き合うことは、なんだかかっこ悪いことのような気がしていたんでしょ […]

EL TOPO BOOKS

「陰キャラ」だったわたしが「可愛い」と言われるまで

目立ちたくない。華やかな人が怖い。わたしと友達になってくれる人なんて少ない。可愛いものなんてわたしには似合わない。わたしは綺麗にはなれない。わたしはそんな高校生でした。自分のことを好きになれなかった。本当は可愛いものが好 […]