ケアのバトン ~その6 旅は道連れ、世は情け~
「旅は道連れ、世は情け」という言葉は、旅は同行者がいることで安心できることから、世の中を渡っていくためには、人々が協力し合い助け合うことが大切だといった意味で使われます。(中略)「孤軍奮闘(こぐんふんとう)」とは「誰に […]
「ナニモノ」かになる道
自分の将来について、ある時は輝く希望を抱き、別の時は不安に押しつぶされそうになる。そんなアップダウンはきっと、誰もが経験することなんでしょう。と、澄ました顔で割り切れるのなら苦労はしない。私の場合、若いころは、特別な夢や […]
恐い話…聞いて!
本を読みながら気になったりした所を抜き書きするのが趣味の私。 いちおう専用の帳面を作って書き溜めようという意気込みは有るのですが、本を読んでる時にその帳面が手元に無い場合の方が多い。 ので、手帳やらその辺に落ちてる紙に「 […]
正倉院展と関連して読んだ本『唐物と東アジア ― 舶載品をめぐる文化交流史』
先月、奈良国立博物館で開催された「第77回正倉院展」にいってきました。展示される正倉院宝物には「唐物」が多いので、以前レポート作成時に使った文献を久しぶりに読み直しました。その前に正倉院展について簡単にレポートしておきま […]
【大人に勧める児童書】③
月1ペースを目標にしていた、このシリーズ。10月は投稿出来ずに11月も早半ば💧非常に焦りながら書いております。なかなか金木犀が咲かないなと思っていたら、あっという間に咲いて散ってしまいました。確実に冬は近づいているのです […]
天日干しシリーズ~その2 きみは勇者~
ひとりだと感じたときあなたはずっと探していた素朴な言葉に出会う (若松英輔)※1★気になる少年 よく見かけるけど、名前も何も知らない人のことが、妙に気にかかることってありませんか?そんな少年が一人いて、すれ違う度に心 […]
ユニクロを見て思い出した本『ひとはなぜ服を着るのか』
そろそろ寒くなってきたので、家族と室内着を買いにユニクロへ行きました。自分は特に選ぶでもなく、相変わらず商品が多いなあ、とぼんやり眺めているうちに、ふと鷲田清一の著書『ひとはなぜ服を着るのか』を思い出しました。この本は哲 […]
書く、というサプリ
「書く」ということ。それは、私にとってちょっと特別なこと。幼いころ、画用紙に絵と言葉を書いて、ホッチキスで止めた絵本のようなものを作ると、両親が「すごい!すごい!」と言ってくれるのが嬉しくて、調子に乗って、次々に作ったり […]
書くことがコワい
あれ?最近、なんかコワい話ばかり書いているようで恐縮です。けものやら怪獣やら、自分がコワい…で、今日のテーマは「書くことがコワい」。いや、正確に言うと今日は「書くことがコワい」んではなくて「自分が書いたものを公開するのが […]
読みました『同調者』モラヴィア
先日、イタリア文学を読む読書会に出席しました。テーマ本はモラヴィアの『同調者』でした。文学は得意ではなく、ふだんはほとんど読まないのですが、課題本が決まっている共読会は、いつも新しい発見を与えてくれる貴重な機会だと思い参 […]
なにが欲しいかわからない
家族の食べたいもの、欲しいものにばかりフォーカスしていたら、自分の食べたいもの、欲しいものがわからなくなった。という一文を目にしました。ああ私もそうだな、最近食べたいものも欲しいものもよくわからないと思いつつ(ただ本はな […]
傾斜
歳をとるのは素敵なことですそうじゃないですか?忘れっぽいのは素敵なことです そうじゃないですか?悲しい記憶の数ばかり飽和の量より増えたなら忘れるよりほかないじゃありませんかと歌ったのは中島みゆき。高校生の頃、お小遣いをた […]
夫婦間における愛の適温
ドキリとするタイトル。結婚も35年を超えると、夫婦の関係性も変わってくる。「愛の適温」って…姫路網干にあるシェア型書店「本と酒 鍛冶六」さんで見つけた新刊。鍛冶六さんがシェア型書店を始めようと思ったきっかけが、HONBA […]
はじめまして
こんにちは。HONBAKO北堀江店で箱主になりました、シンです。先日、はじめてのラインナップを並べてきました。もともと本はできるだけ手元に置いておきたいタイプなのですが、気づけば本棚の空きがなくなり、積読も増える一方で、 […]
老いるのである。
見えない。それがキッカケで、およそ5年前からはじまりました。よく「坂から転がり落ちるよう」といいますが、まさにそんな感じ。以前には「老眼なんて気合いが足らんのや」と豪語していた僕ですが、いくら気合いをいれても見えないもの […]
6年ぶりにやってきたアイツ
火曜日の朝、左上の奥歯に違和感を感じた。歯が浮いているような、鈍い痛み。「疲れが溜まっているのかも。今夜は早めに寝よう」翌朝にはすっきりしていることを願いながら、少し早めに床につく。 そんな願いはあっさり裏切られ、夜中に […]
愛と執着
今日は、わたしが大学生の時のことを、正確に言えば、大学を卒業した後の「大学生の時に周りにいた人たち」との関係について、お話ししようと思います。 わたしは大学生活がとても楽しかった。 別の投稿でも書きましたが、高校生までは […]
ああもう嫌になってまうわ、という夜に。
とても素敵な投稿ばかりなのに荒らしてすいません。日記です。日記。生きてると、嫌なことがある。まあそれはそれは、思い通りにならない日がある。そんな時、心が洗われるような温かい話を手に取るか。それとも、引用できないようなあれ […]
わたしは、この認識のずれを、ひとりで抱えて生きざるを得ない
本を読んでてSNSを見ててテレビを観てて、心に引っかかった言葉を帳面に書き留めたり留めなかったりしてます。本を読んでて「あっ」と思ったら付箋を貼っておくんですが、図書館をよく利用する私。お借りしてる本に付箋は貼れないんで […]
秋の空に思うこと
昨晩は夕食後の洗い物もせず寝てしまい、今朝は少し早目に起きて家事をこなします。週末は雨らしいので洗濯物を片付けておかないと。部屋干しの乾いた服を取り込み、外干しのカゴを抱えてベランダに出ると、雲ひとつない青空が広がってい […]


