なんなん
堺本店 ことのは書店 なんなん

ウサギ年、A型、おとめ座。食べることが好きです。
小学生の頃、図書室は、ほっと息ができる場所だったし、今でも本が並んでいる場所に、なんとも言えない心地よさを感じます。
子育てをきっかけに絵本の世界にはまり、小学校図書館司書や読み聞かせボランティアをしてきましたが、「娘である自分」「母である自分」「妻である自分」など、自分の肩書きが誰かの何かであることに疑問や不安を持つようになった40代半ばから様々な仕事を経験し、50歳の転職が人生で大きな転換となりました。その後、縁あって「シェア型書店HONBAKO」の立上げに参加、店長として本のお仕事に戻って来ることになりました。HONBAKOでは、本、人を通して、人生を噛みしめています。

名刺代わりの10冊

  • ・求めない /加島祥造
  • ・ザガズー /クェンティン・ブレイク
  • ・100万回生きたねこ/佐野洋子
  • ・精霊の守人/上橋菜穂子
  • ・西の魔女が死んだ /梨木香歩
  • ・博士の愛した数式 /小川洋子
  • ・恋愛中毒 /山本文緒
  • ・傲慢と善良 /辻村深月
  • ・コンビニ人間 /村田 沙耶香
  • ・私の知る花 /町田そのこ

「ナニモノ」かになる道

自分の将来について、ある時は輝く希望を抱き、別の時は不安に押しつぶされそうになる。そんなアップダウンはきっと、誰もが経験することなんでしょう。と、澄ました顔で割り切れるのなら苦労はしない。私の場合、若いころは、特別な夢や高く掲げた志があったわけではなく、「結婚して、母親になるんだろうなぁ」ぐらいにしか考えていませんでした。短大卒業後、大手企業に就職、4年勤めたのちに寿退社(今は死語かも…)。高校時代の同級生と結婚し、男の子と女の子2人の母親になりました。両親は喜んでくれたし、「それが当たり前」「それが女の幸せ」という時代背景もあり、その時は、特別に疑問を抱くこともありませんでした。「いい奥さ...

この記事は会員限定です。続きを読むにはログインが必要です。



詳細を見る

コメント 2件

  1. ぼくも書店 まきたこういち 2025.11.20

    「肩書きがなんだ、関係ない」と言ってごめんなさい。 さいきん謝ってばかりな気がします。 「きみの行く道」 〝きみの頭には脳みそ、きみの靴には足が入ってるんだ〟て表現が大好きです。 偏りのおおい脳みそと、靴に入った足を使って、僕の道を行こうと思います。ナニモノになれるかはわかりませんが、いけるとこまでいっしょに行きましょう。

    返信
    1. ことのは書店 なんなん 2025.11.22

      「肩書きがなんだ、関係ない」 そういえば、牧田さんもそれに近い事を言っていた気がしますが、決して個人的な言葉の引用ではありませんw そんな風に言えるようになりたい、と願う憧れの裏返しなんですよね。 頭の中の脳みそ(ちょっぴり風化気味)、靴の中の足(かなり運動不足)で、行けるとこまでいく… たしかにたしかに。 でも、1人じゃない。 彼女らの脳みそから知恵を借り、彼らの足に後押しされ、みんなでいけば、何倍も楽しいにちがいない。 以前、牧田さんが引用していた 「早く行きたいなら一人で行け、遠くへ行きたいならみんなで行け」という言葉を思い出しました。 アフリカの諺なんだそうです。 危険と隣り合わせ広大な大地の国(私の単なるイメージ)で生まれたと知って、なるほど、と。 みんなで楽しく遠くまでいけたら。 いま、心からそんな風に思います。

      返信

自分をいかして生きる

あけましておめでとうございます。昨日はHONBAKO年始初営業日。気持ちよく晴れ、空気の澄んだお正月らしい気候のなか、オープン前に箱主さんと近所の世界遺産 仁徳天皇陵をお詣りしました。HONBAKO堺本店から歩いて10分 […]

「本のバトン®」のチカラ

2022年9月にHONBAKOがオープンし、一番最初に企画したイベントが「本のバトン®」でした。本と人を繋ぐために、私たちのお店のビジョンを知ってもらうために、対話を介して本の交換会ができたら…そんな気持ちが始まりでした […]

クリスマスに寄せる懺悔

クリスマスが近づくと、街中が色づき、クリスマスソングに、サンタクロースの姿に、心が温かくなるのだけれど、私には、ずっと心が痛む思い出が残っています。それは23年前。息子が小学6年、娘が小学3年のクリスマスのことでした。寒 […]

どこから見るか、なにを見るか

先日、HONBAKOのとある箱主さんがお誕生日を迎えられました。 他の箱主さんから、おめでとうの言葉がたくさん届けられたそうです。そういうことを、得意とする人もそうでない人もいる、という話は、一旦置いておくとして。その後 […]

書く、というサプリ

「書く」ということ。それは、私にとってちょっと特別なこと。幼いころ、画用紙に絵と言葉を書いて、ホッチキスで止めた絵本のようなものを作ると、両親が「すごい!すごい!」と言ってくれるのが嬉しくて、調子に乗って、次々に作ったり […]

夫婦間における愛の適温

ドキリとするタイトル。結婚も35年を超えると、夫婦の関係性も変わってくる。「愛の適温」って…姫路網干にあるシェア型書店「本と酒 鍛冶六」さんで見つけた新刊。鍛冶六さんがシェア型書店を始めようと思ったきっかけが、HONBA […]

6年ぶりにやってきたアイツ

火曜日の朝、左上の奥歯に違和感を感じた。歯が浮いているような、鈍い痛み。「疲れが溜まっているのかも。今夜は早めに寝よう」翌朝にはすっきりしていることを願いながら、少し早めに床につく。 そんな願いはあっさり裏切られ、夜中に […]

ちがう星から「お元気ですか」

私には、息子がいます。息子は、小さいころから体が弱く泣き虫で、しっかり者の妹と違って、自分の意見をうまく伝えられないところがありましたが、心根の優しい子でした。若い頃の私は、不器用で頼りない彼を「守らねばならない」と必死 […]

「おせっかい」と「気遣い」

「おせっかい」と「気遣い」相手の痛みや辛さを想像して、心を寄せて、声をかけたり行動する。起点は同じはずなのに、ずいぶん印象に違いがある。そこに、明確な線引きはなく、関係性や状況、方法やタイミングによるのだろうけれど、それ […]

いい奥さん、やめました

24歳で高校の同級生と結婚、男の子と女の子を授かり、下の子が幼稚園にはいるまで専業主婦として、過ごしました。子育て中は、忙しくて、悩ましくて、感動的で。世界はとても狭かったけれど、それはそれで、かけがえのない時間でした。 […]

◇HONBAKO STORY◇

自分の魅力は自分ではわからない少しだけ秋の気配を感じるようになった9月の土曜日、お店の前に1台の自転車が止まるのが見えました。長い髪を、ひっつめてきゅっと後ろに結んだ女子高生が、ドアをそっと開けて入ってきてくれました。ち […]

1年をふり返る日

歳をひとつ重ねる日、1年を振りかえってみる。この1年、どんな1年だったか。何をやってみたいと思っていたか。それは、どんなカタチになったのか。思ったようにできたこと、さっぱりできなかったこと、思いがけないカタチになったこと […]

1 2