光の射すほうへ
「天日干しシリーズ」いいなぁと思って、倉庫の奥に押しこめた段ボール箱をゴソゴソ、端っこのめくれ上がったのーとぶっくを取り出しホコリをポンポン、懐かしくめくりましてパラパラ。なんてったって僕、中2くらいからギターを触りはじ […]
つくるひとになるために
箱主さんから文芸誌をお借りして、パラパラ読んでます。僕はいわゆる「作家読み」みたいなことはあまりしないタイプですが、それでも知ってる作家の文章を読むときは、「そのひとが書いたものを読むときに得られる体験(やよろこび)」を […]
老いるのである。
見えない。それがキッカケで、およそ5年前からはじまりました。よく「坂から転がり落ちるよう」といいますが、まさにそんな感じ。以前には「老眼なんて気合いが足らんのや」と豪語していた僕ですが、いくら気合いをいれても見えないもの […]
女を知りたい。
堺本店の『ゆるやか読書会』に参加された若い女性が、千早茜という作家を挙げ、「私には、女の欲望を描き続けているように思えます」そういった感想を述べられました。不勉強ながら、僕はその作家の名前だけ知っていて、読んだことはあり […]
「浅める」工夫
北堀江の箱主さんが娘におすすめしてくださった本を、先に買って読んでる愚か者が僕です。それは糸井重里さんのお仕事に関する本で、とてもおもしろく勉強になります。そちらの「読了報告」は娘に譲るとしまして。その糸井さんがなにかの […]
ジョバンニから教わった
生まれて始めて映画館で観た映画が、「銀河鉄道の夜」でした。赤と青のネコが出てくるやつです(ちなみに赤がカムパネルラ、青がジョバンニ)。 夜の野原に突如現れる巨大な機関車、広大な宇宙をあてもなく進む列車のなか、独りぼっちの […]
asachangの「本屋探訪」を探訪した日
いまさらですが、本屋さんに行くと、膨大な数の本がありますね。自分がいつも足を運び、手にとる書棚の横には、まったく興味のない本(たとえば「フクロウの生態」とか「宇宙線のひみつ」とか)があって、これを手に取り読むひとがいるん […]
読むのが恥ずかしい…
クリックベイトのようなタイトルで恐縮ですが😅HONBAKOをやってみて気が付いたことのひとつに、「本を読んでることを、人に知られるのが恥ずかしい」といったものがあって、何人かの箱主さんや、お店のお客さまからも複数聞かせて […]
ビジネス的なおはなしも
「ビジネス的なおはなしも」と、紙飛行機文庫さんにおっしゃっていただいたので、ちょっとだけ。当「HONBAKO salon」のお話です。テスト稼働をはじめて1ヶ月あまりですが、僕が想像してたより早いペースで “理想のカタチ […]
えんぴつの墨
幼い頃は(も)、とても貧乏でした。家にテレビもなければゲームもなく、当然、同級生の話題にもついていけません。そんなある日、僕は1冊の本を学校の図書室で借りて帰って来ました。えんぴつが主人公の挿絵の入った本で、当時の僕にし […]
村上春樹は好きですか?
今年で50歳になりました。テーマは「スピードを落としてじっくりやる、その分トルクを上げる」です。箱主さんからのご紹介で、久しぶりに村上春樹を読んでます。安西水丸さんの挿絵も素敵で、よく読んでた20代前半(生活や精神的には […]
これからの流れ、最近のこと
村長さんのいない村絶対君主のいない国そこに関わる皆が主体性を持ち、能動的に動くことで、有機的なつながりを育むやって来たひともいっしょに、ちょっと、ゆたかになれるそんな場所*・゜゚・*:.。. *・゜゚・*:.。. HON […]
ただ何でもない時間を過ごせる相手がいるのはとても幸せなことですが、ともに家庭を営む相手(パートナー)とは日常のあれこれに侵食されて、そういう時間が持ちにくいですよね。 伴侶でもなく、仕事のパートナーでもない、サードパートナーを持つのもいいかもしれませんね。サードプレイスのように。 それが異性の場合、まあ、いろいろとややこしい雑音を生みそうですが。
よくわかります。僕もHONBAKOをはじめるまで、いっしょに過ごすと言えばぜんぶ〝利害関係者〟でした。 お客さんに誘われて飲みにいく、釣りにいく、旅行にいく、キャンプにいく。どれだけリラックスしてるようにしてても、そこにはやっぱり気遣いが… と書いてて、考えてみたら箱主さんもばっちり利害関係者でしたw なんだろこの幸せぐあい。すっかり忘れてたってことを思い出したのだ😆
私最近禅寺に行きたいの。 しがらみ とか 責任 とか そういうものを忘れてみたい。 生きていく ギリギリ最小限で生きることを考えたりしてる。まあ晩御飯に腹いっぱい餃子食べたんやけども。
禅寺というのはすごいですね😳 僕は若い時分にちょっとだけ、おなじ理由からホームレスになってみようかと思ったことがあったんですが、すぐに心細くなっちゃってやめました。 餃子、美味しいですよね。 ついさっきおしさんと「餃子食いたいねー」て話をしてました😊
「男女間に友情が成立するか」議論を、ふと思い出しました。 (私に関して言えば、若い頃は「成立しない」派だったけれど、大人になってから「成立する」派に。) そもそも、そんな議論があること自体、人間の機微というか、ざわざわの要因のひとつなのかも。 男女間にかかわらず 執着なんて、したくない。 その反面、執着を完全には手放せない。 人間って、入り組んでいて、複雑でおもしろいから、いろんな作品が生まれるのかな、と思ったりします。
僕はずっと〝成立する派〟なんです。 でも周りがそうじゃないから、しない派の視点にギョッとする。まさに認識のズレですね。 最近は周りがそうじゃなくなって来たからずいぶん気楽になりました😊