「ナニモノ」かになる道
自分の将来について、ある時は輝く希望を抱き、別の時は不安に押しつぶされそうになる。そんなアップダウンはきっと、誰もが経験することなんでしょう。と、澄ました顔で割り切れるのなら苦労はしない。私の場合、若いころは、特別な夢や […]
書く、というサプリ
「書く」ということ。それは、私にとってちょっと特別なこと。幼いころ、画用紙に絵と言葉を書いて、ホッチキスで止めた絵本のようなものを作ると、両親が「すごい!すごい!」と言ってくれるのが嬉しくて、調子に乗って、次々に作ったり […]
6年ぶりにやってきたアイツ
火曜日の朝、左上の奥歯に違和感を感じた。歯が浮いているような、鈍い痛み。「疲れが溜まっているのかも。今夜は早めに寝よう」翌朝にはすっきりしていることを願いながら、少し早めに床につく。 そんな願いはあっさり裏切られ、夜中に […]
ちがう星から「お元気ですか」
私には、息子がいます。息子は、小さいころから体が弱く泣き虫で、しっかり者の妹と違って、自分の意見をうまく伝えられないところがありましたが、心根の優しい子でした。若い頃の私は、不器用で頼りない彼を「守らねばならない」と必死 […]
「おせっかい」と「気遣い」
「おせっかい」と「気遣い」相手の痛みや辛さを想像して、心を寄せて、声をかけたり行動する。起点は同じはずなのに、ずいぶん印象に違いがある。そこに、明確な線引きはなく、関係性や状況、方法やタイミングによるのだろうけれど、それ […]
いい奥さん、やめました
24歳で高校の同級生と結婚、男の子と女の子を授かり、下の子が幼稚園にはいるまで専業主婦として、過ごしました。子育て中は、忙しくて、悩ましくて、感動的で。世界はとても狭かったけれど、それはそれで、かけがえのない時間でした。 […]
◇HONBAKO STORY◇
自分の魅力は自分ではわからない少しだけ秋の気配を感じるようになった9月の土曜日、お店の前に1台の自転車が止まるのが見えました。長い髪を、ひっつめてきゅっと後ろに結んだ女子高生が、ドアをそっと開けて入ってきてくれました。ち […]
1年をふり返る日
歳をひとつ重ねる日、1年を振りかえってみる。この1年、どんな1年だったか。何をやってみたいと思っていたか。それは、どんなカタチになったのか。思ったようにできたこと、さっぱりできなかったこと、思いがけないカタチになったこと […]
「HONBAKO」がはじまる、その前のこと
人生が変わった出会いもうすぐ50歳になる…40代が終わろうとする時、私は、得体のしれない不安にとらわれていました。具体的な困難に直面していたわけではありません。日々アレコレあるものの、ごく平凡に、平和に暮らしていたのです […]
僕とだれかの適温。それは“距離”とはまた違うのかなぁと考えてみて、そういえば「スープの冷めない距離」というのを思い出しました。 「温かいスープを冷まさずに届けられるくらいの近さ」というのは、お互いの立ち位置やタイミング、これまでの関係性によっても変化して、それは近くなったりすこし遠くなったりするんだろうなぁ、と。 夫婦の温度感、今のところいい感じと思っています。ほかのSNSで「別居中の夫」と書かれてる身分ですが、、実はもうとっくに適温を見逃してて、首の皮一枚でしょうか、、
「距離」と「温度」 人の関係性において、密接に関係していて、それでいてちょっぴり別軸に存在するような気もします。 距離には心理的、物理的な両面があるけれど、温度は包括的なような。 夫婦、親子、友達… 近くにあっても、熱いわけではなく。 遠くにあっても、冷たいわけでもない。 「適温」って絶妙な表現だなぁ、と、思いかえしてみて、つくづく感じています。 熱いからいい訳ではなく、もちろん、たがいの適温もちがう。頃合いなんでしょうね。 別居中wと書かれる関係はきっと、心地よい温度なんでしょう。